「AI(エーアイ)」と聞くと、「難しそう…」「自分には関係ない…」と思っていませんか? でも実は、AIは特別な知識がなくても、今すぐ、しかも無料で使えるんです。
AI(※Artificial Intelligenceの略。人工知能のこと。人間のように考えたり、質問に答えたりするコンピュータ技術)というと、なんだか専門的で難しいイメージがありますが、実際には「生活の中で役立つお手伝いをしてくれる便利な道具」なんです。
今回は、10年以上デジタルが苦手な方をサポートしてきた私が、「AIってこんなに簡単で便利なんだ!」と実感できる使い方をお伝えします。アプリのダウンロードも不要、今日から試せる方法です。
AIは「普通の会話」で使える魔法の助手
AIの一番すごいところは、「普通の言葉で話しかけるだけで、いろいろなことをやってくれる」という点です。難しい操作も、専門用語も必要ありません。
例えば、こんなことができます:
- 「今日の夕食に必要な買い物リストを作って」
- 「この文章を分かりやすく言い換えて」
- 「明日の予定を整理して」
- 「○○についてやさしく教えて」
まるで、知識豊富な友人に相談するように、気軽に質問できるんです。そして、AIは瞬時に答えを返してくれます。
今日から使えるAIの便利な使い方4選
① 買い物リストを作ってもらう
「今日の夕食は何にしよう?」と考えるとき、材料を思い出すのって大変ですよね。AIにお願いすれば、あっという間に買い物リストを作ってくれます。
「カレーを作りたいから、4人分の買い物リストを作って」
「冷蔵庫に卵と牛乳があるから、それを使った簡単な夕食のレシピと買い物リストをください」
すると、AIは材料の一覧をリストアップしてくれます。スーパーに行く前に見れば、買い忘れも防げますね。
② 予定を整理してもらう
「明日は病院に行って、銀行にも寄って、夕方は孫の迎えがあって…」頭の中がごちゃごちゃになっていませんか? AIに話しかければ、予定を時系列(※時間の順番に並べること)に整理してくれます。
「明日は10時に病院、14時に銀行、17時に孫の迎え。効率のいい順番を教えて」
「今週やることリスト:買い物、図書館、友人との食事、掃除。優先順位をつけて」
③ 難しい文章をやさしく言い換えてもらう
役所からの通知や、保険の書類など、難しい言葉ばかりでよく分からない…そんなとき、AIに「やさしく説明して」とお願いすれば、分かりやすい言葉に言い換えてくれます。
「この文章を小学生でも分かるように説明して:(難しい文章を貼り付ける)」
「保険の約款って何? やさしく教えて」
④ 音声でメモを取ってもらう
文字入力が苦手な方も、音声で話しかければ、AIが文字にしてくれます。音声入力(※声で話した内容を、自動で文字に変換する機能のこと)を使えば、キーボードを打たなくても大丈夫なんです。
スマホに向かって「明日、田中さんに電話する。内容は旅行の日程確認」と話すだけで、AIがメモとして整理してくれます。
📌 今日やること:たった1つだけ試してみよう
まずは、この1つだけやってみてください:
- スマホでブラウザ(※インターネットを見るためのアプリ。SafariやChromeなど)を開きます
- 検索バー(※言葉を入力して検索する場所)に「ChatGPT」と入力します
- 検索結果から「ChatGPT」の公式サイトを開きます
- 画面の下に文字を入力する場所があるので、こう入力します:
「今日の夕食を作るから、買い物リストを作って」
たったこれだけです。アプリのダウンロードも、会員登録(※サービスを使うために名前やメールアドレスを登録すること)も不要で、今すぐ試せます!
AIを使うときの簡単なコツ
コツ①:具体的にお願いする
AIは、具体的な指示の方が正確に答えてくれます。
✅ 具体的な質問: 「鶏肉と玉ねぎを使った、30分以内にできる簡単な料理を教えて」
コツ②:遠慮せず、何度でも聞き直す
AIの答えが分かりにくかったら、「もっと簡単に説明して」「別の言い方で教えて」と何度でも聞き直せます。遠慮は不要です!
コツ③:「です・ます調」で丁寧に
AIには敬語を使わなくても動きますが、「〇〇してください」と丁寧にお願いすると、AIも丁寧な言葉で返してくれます。気持ちよくやり取りできますよ。
【追加アドバイス①】音声で話しかける方法
文字を入力するのが面倒な方は、スマホの音声入力機能を使いましょう。
- ChatGPTの入力欄をタップ(※指で軽く1回押すこと)して、キーボード(※文字を入力するための画面のこと)を表示します
- キーボードの下の方にある「マイクマーク」をタップします
- 「ピッ」という音がしたら、スマホに向かって話します
- 話し終わったら、もう一度マイクマークをタップするか、「完了」を押します
- ChatGPTの入力欄をタップして、キーボードを表示します
- キーボードの右上にある「マイクマーク」をタップします
- 「お話しください」と表示されたら、スマホに向かって話します
- 話し終わったら、画面をタップします
・ゆっくり、はっきり話す
・静かな場所で使う
・長い文章は、途中で区切って入力する
・句読点は「まる」「てん」と言えば入ります
【追加アドバイス②】よくある質問と答え
Q1: AIに個人情報を話しても大丈夫?
A: 基本的に、名前や住所、電話番号、クレジットカード番号など、個人を特定できる情報は入力しない方が安全です。「明日の予定」など、個人情報に関係ない相談なら問題ありません。
Q2: 無料で使えるの?
A: はい、ChatGPTは基本的な機能は無料で使えます。有料版(※お金を払って使う上位バージョンのこと)もありますが、日常生活で使う分には無料版で十分です。
Q3: AIが間違った答えを返すことはある?
A: はい、あります。AIは完璧ではないので、時々間違えることもあります。だからこそ、大切な判断(医療や法律など)は専門家に相談してください。日常の相談には便利ですが、最終的な判断は自分で行いましょう。
Q4: 会員登録は必要?
A: 実は、ChatGPTの公式サイトでは会員登録なしでも試せるようになっています(2024年以降)。ただし、会話の履歴(※過去のやり取りの記録のこと)を保存したい場合は、登録した方が便利です。
AIでできること、もっとたくさんあります
今回ご紹介した使い方は、AIのほんの入り口です。慣れてきたら、こんなこともできますよ:
- 旅行の計画を立ててもらう
- メールや手紙の文章を考えてもらう
- 趣味のアイデアをもらう
- 健康や運動のアドバイスをもらう(※医療相談ではなく、一般的な情報として)
- 孫に送るメッセージを考えてもらう
- レシピを提案してもらう
AIは、あなたの生活をちょっとだけ楽にしてくれる「便利な相談相手」です。完璧ではないけれど、日々の小さな悩みを一緒に考えてくれる心強い味方なんです。
まとめ
AIは、難しいものではありません。「普通の言葉で話しかけるだけで、いろいろなことを手伝ってくれる便利な道具」です。今回ご紹介した「買い物リストを作ってもらう」という1つだけでも、試してみてください。
大切なのは、「完璧を求めず、気軽に試してみること」です。AIが間違えることもあるし、思い通りの答えが返ってこないこともあります。でも、それでいいんです。何度でも聞き直せるし、使っているうちにコツが分かってきます。
「自分にはAIなんて使えない」と思っていた方も、一度試してみると「あれ? 意外と簡単!」と感じるはずです。今日か明日、ほんの5分だけ時間を作って、スマホで「ChatGPT」と検索してみてください。きっと、新しい発見がありますよ。
デジタルは、あなたの生活を豊かにするための道具です。AIも同じ。怖がらず、楽しみながら、少しずつ試していきましょう。分からないことがあれば、いつでも「かつさんの 0からはじめるデジタル&AI生活」に相談してください!